ノラ君
保守管理については理解できたけど、内容によっても価格が違うし、制作会社によっても違うから相場を教えて欲しいよ💦
フクロウ博士
お!いい考えじゃな!
相場を知っておく事で悪い制作会社に引っ掛からなくなるぞ!
ノラ君
フクロウ博士
もちろんじゃ!それじゃあ今回は『保守管理の相場』『注意事項』について解説じゃ!
学べる事
- 保守管理費の相場がわかる
- 保守管理を依頼する時の注意事項がわかる
保守管理の相場
結論から言うと、ホームページの管理費の相場は、月額1万〜5万円位が相場です。
ただし、ホームページの規模や更新頻度、集客目的などにより月額30万円以上かかるケースもあります。
【5千円以下】自社で保守管理を行う際の相場

特徴
- サーバー・ドメインなどの最低限の維持費
- 基本的には自社で管理
この相場では、『サーバー』『ドメイン』『SSL』などの最低限の維持費のみが費用としてかかります。そのため、コンテンツの修正・更新は自社で行うことになります。
【1〜2万円程度】一般的な保守管理の相場

特徴
- 最低限の維持費に、コンテンツ修正が追加
- 月に数時間程度の作業代行が含まれる
- 最低限の障害対応
この相場では、最低限の『維持費』月に数時間or数回のコンテンツの『更新』『修正』最低限の『障害対応』が可能になります。
この価格が一般的なホームページの保守管理費としては最も多い価格帯です。
注意点としては、大幅な『デザイン更新』『新規ページの追加』は追加料金がかかる可能性があるので、あらかじめ制作会社に確認をしておきましょう。
【2万〜5万円程度】しっかりとした保守管理が期待できる相場

特徴
- CMSのメンテナンスや毎月のパフォーマンスなどのレポート作業
- ②よりも頻繁に作業代行
- 障害対応
この相場では、②よりも頻繁に『更新』『修正』が可能になり、『CMSのメンテナンス』『毎月のパフォーマンスのレポート』が追加で可能になります。
注意する点は制作会社によって大きく作業内容が変わる事です。
あらかじめ制作会社に確認をしておきましょう。
【5万円以上】集客に力を入れて運用を行う相場

特徴
- SEO・コンテンツマーケティングなどの集客面のアドバイス
- ホームページ上で売上を伸ばすためのコンサルティング
- 一般的な保守管理
この相場は一般的な『保守管理』に、『SEO・コンテンツマーケティングのアドバイス』『売上を伸ばすためのコンサルティング』が追加されます。
本格的な集客を行うための運営費が含まれる価格帯です。
しかし、5万円程度ではあくまで『アドバイス』程度です。
本格的な集客を依頼する場合は、月額20万〜30万はかかると考えた方がいいでしょう。
この価格帯では『最低限の維持を制作会社』『集客部分はWebマーケティング会社』と2社に分けて依頼する会社も多いです。
制作会社によっては『保守管理』『Webマーケティング・集客』を一貫してサポートしてくれる場合もあります。
依頼する前に『Webマーケティング・集客』の『知識・経験』があるかどうか見極めることが重要になります。
保守管理を依頼する場合の注意点
制作会社に言われるままに管理をお願いすると思わぬ落とし穴に陥ることがあります。
・管理契約が終了するとホームページが表示されない
・実はもっと安く依頼ができた
など、『知っていたらこの制作会社に依頼しなかったのに、、、、』こんな事にならないために具体的な注意点を紹介していきます。
ホームページ制作依頼時に管理・運用の事も決めておこう
制作会社は、自社で制作していないホームページは管理を嫌う傾向があります。
それは、トラブルが起こった時に制作をしていないために対応にコストがかかるからです。
なので、制作と管理はセットで考えておきましょう。
『制作が完了してから管理の話をしたら、制作会社と条件が合わなくて他の制作会社に管理を依頼、、、』こうなると探す手間とコストが余計にかかってしまいます。
ホームページ制作依頼時に必ず管理をセットで提案をするようにしましょう。
どの作業が必要なのかをしっかり確認しよう
冒頭で紹介したように制作会社によって作業内容が違います。
・この作業は自分でできる
・この作業は依頼しよう
自分でもできてそこまで手間がかからないものでしたら自分で行う事でコストを削減できます。
1.管理を依頼しようとしている会社がどこまで対応してくれるか
2.依頼しないといけない作業は何なのか
この二点は必ずホームページ制作する時点で確認を取るようにしましょう。
サーバーとドメインはできるだけ自分で持とう
稀に『管理費の支払いを辞めた瞬間にホームページが表示されなくなる』というトラブルがあります。
これは制作会社が契約しているサーバーにホームページをアップして運用を行ってしまったために起こるトラブルです。
そうなるとホームページを復旧させるために別の制作会社に依頼する必要があり余分な費用がかかってしまします。
このような事態を避けるために、サーバーやドメインの契約は自社でやるようにしましょう。
更新頻度によって月額契約かスポットか選択しよう
ホームページの内容を更新するために必要な更新作業費は、月額のプランとスポット契約が選べる所もあります。
・ホームページの更新頻度が低い
・そもそもホームページの重要度が低い
こんな場合はスポット契約の方が安い場合があります。
固定費を出来るだけ避けたい場合は、制作会社に相談をしてみましょう。
CMSで何ができるか理解をしておこう
例えば、依頼したい管理内容が下記のような場合はCMSを導入することで解決します。
・毎月の『お知らせ・ニュース』の更新をしたい
・新入社員の情報を更新したい
・ホームページ内でブログを更新したい
社内のブログやお知らせなど、一部だけ更新頻度が高い場合は、CMSの導入をお勧めします。
WordPressなどのCMSであれば、専門知識がなくても自社側でコンテンツの追加・修正が可能になります。
まとめ
ホームページの管理費は『自社で行う』か、『制作会社に依頼する』かで大きく値段が変わってきます。



更に、ホームページの目的や規模によっても値段が変わってきますので、値段やサービス内容に疑問を持った時は参考にしてもいてください。
制作会社に丸投げだけはやめるようにしましょう。
ノラ君
フクロウ博士
そうじゃな!
無知は悪い人にとっては良いカモになりやすいから気をつけるんじゃ!
ノラ君
そうだよね!
注意事項、相場を参考にして選ぶようにしよう!
フクロウ博士
次回は『ホームページを作りっぱなしにしている会社の末路』について解説じゃ!
https://kotetyan.com/is-the-website-you-have-okay/
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